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ケアを学ぶ学生のみなさんへ

はじめに

けあぼらへようこそ。
ケアの専門家を志す学生のみなさんを、けあぼらは歓迎します。

ですが皆さんは、今はまだケアを学んでいる最中です。被災地の支援では、気持ちはあっても技術が追いつかないことが多いかもしれません。そのような現場でも、みなさんの持っている力を十分発揮できるように、以下の注意をよく読んで登録してください。

登録できる人

保健・医療・福祉を専門的に学ぶ学校に1年以上通い、ケアの基本事項を学んだ人、つまり2年生以上の人から登録できます。また、学校の専門領域にかかわらず、ケアにかかわるボランティア活動を1年以上経験している人も登録できます。その場合は自己紹介欄に、自分がかかわってきたボランティア活動を詳しく書いてください。

登録する前に

自分の学校が、学生のボランティア活動に対してどのような立場をとっているかを調べましょう。保健・医療・福祉を学ぶ学校では、通常、学生のボランティア活動は推奨されており、相談窓口(学生ボランティアセンターなど)や担当の先生がいます。よりよい学びのために、また、活動中の事故や不測の事態に備えるためにも、まず、学校のボランティア活動へのサポート体制を確認しましょう。

登録する時は

今まで学校で学んできたことと、将来目指しているケアの専門領域が何かがわかるように書いてください。また、できる仕事を書く時には、今まで経験したことはないけれど「多分できる」と思うことではなく、「今までやってきて、できたこと」を書くようにしましょう。
また自分の気持ちの中で、何のためにボランティア活動をしようとしているのかをよく考え、整理してから登録しましょう。登録ページでは、あなたの気持ちや思いが伝わるような記述をするように心がけましょう。

ボランティア活動による単位認定

保健・医療・福祉分野に限らず、ボランティア活動経験が単位に認定される学校があります。自分の学校でのボランティア活動の扱いや、認定される条件などを、担当の先生や学校のボランティアセンターに聞きましょう。具体的には次のようなことです。

  • ボランティア活動が単位認定されるかどうか
  • どのような条件なら単位認定されるのか
  • 単位認定される活動中の事故に対する保障はどうなっているか

活動中の事故に備える保険への加入

被災地でのケアにかかわる活動は、通常のボランティア活動よりも事故が起こる危険が高いため、事前の保険加入が必ず必要です。
ボランティア活動中の事故に備えるため、1年間の掛け捨て(お金が戻ってこない)タイプのボランティア保険が販売されています。ボランティア保険について→よくある質問(FAQ)
しかし、学校での単位認定や、授業の一環として実施されるボランティア活動は、学校活動とみなされるので、このようなボランティア保険は適用されません。この場合は、学校活動中の事故にかけてある保険を使うことになります。
通常、保健・医療・福祉を専門的に学ぶ学校では、実習中の事故に備えて、全学生に保険加入をすすめています。入学したときや学期のはじめに手続きをしているはずですから、その書類を調べ、自分が加入している保険がどのような事故に対応し、どの程度の保障内容かを確認しましょう。また、保険に加入していない人は、登録する前に手続きをしましょう。

依頼があったら

けあぼらは、ボランティア希望者とボランティアを求める現場が直接話し合って活動条件を決める仕組みです。この話し合いをあいまいにしたまま、なんとかなるだろうと現場に駆け付けると、思わぬトラブルになることがあります。向かう現場を決める時には、活動先の担当者や施設の責任者の方々とよく連絡をとり、以下のような受入先の条件を確認してください。

  • 学生ボランティアの受け入れ経験があること
  • 学生ボランティアの受け入れ担当者が決まっていること
  • 依頼された期間と仕事内容が明確であること
  • 依頼された仕事内容と、自分が登録した仕事内容が一致していること
  • 交通費や食費などの費用を誰が負担するかが明確であること

先方から示された条件があいまいな時は、話を進めてはいけません。

また、自分の気持ちがあやふやなまま、簡単に話を引き受けてはいけません。

けあぼらは、一人ひとりが責任を持って活動条件を整えられる人であることを、登録の条件にしています。ボランティア活動をしたいけれど、自分で条件を整えるのが難しいと感じる人は、けあぼらではなく、学校で進められているボランティア活動に参加して、ボランティア活動経験を積みましょう。

「けあぼら」に行く前、帰って来てから

ご家族や友人にけあぼらのことを説明し、理解を得てください。
学校にけあぼらに行くことを説明し、協力や支援を得てください。
ボランティア活動は自己責任が原則ですが、自分勝手では失敗します。
現地の情報をできるだけ集めて、事故のないよう準備をしましょう。
そして、ボランティアに行ってきた人、帰ってきた人の間で情報や意見を交換しましょう。
情報交換掲示板

あなたのけあぼら経験が、あなたの将来の可能性を広げることができるように、周りの理解と支援を得ながら、けあぼらでのボランティア活動を深めてください。

Good Luck!