【ご紹介情報】支援つき住宅に関するシンポジウム
2011年09月12日 21:57 （最終更新： 2011年09月12日 22:36）
けあぼらの皆さま。以下のような情報が届いています。
これは、NPO法人ふるさとの会が毎年体育の日に開いているシンポジウムです。
昨年は「たまゆら」の火災を取り上げていました。
住宅問題は、国際的な社会福祉の潮流では、人の移動（移民、難民、人身売買等）とともに大きな課題となっていますが、日本ではまだまだこれらの問題が社会福祉の課題であるという認識は薄いようです。
そのような中では、この会は非常に早い時期からこの問題を取り上げてきております。ご関心のある方はぜひご参加ください。
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♪ ふるさとの会・支援付き住宅推進会議 共催シンポジウム2011♪
*大都市における困窮者支援の現状と課題*
*【開催趣旨】*
全国の生活保護受給者が今年3月に200万人を超え、戦後最多になろうとしています。さらに年末に向けて、震災で失業した人など生活に困窮する人が増えるとも懸念されています。地方から職や住居を求めて大都市へ移動する人の流れも出てきており、都市部では稼動年齢でありながら生活に困窮する人が増える一方、認知症で帰住先のない高齢者など重層的な生活課題を抱える事例もあり、生活困窮者支援の課題は多様かつ複雑になっています。
現在、国会や行政では生活保護や第2のセーフティネットなど制度の見直しが進められ、生活保護においては「就労・自立支援の充実」などが検討されています。しかしながら、この時代の危機は公的制度だけで解決できるものではなく、セーフティネットを支えにしたうえで、地域における住まいや仕事の支援、住民同士の支え合い（互助）、家族のいない高齢者に対する〈日常生活支援〉の在り方などにも、もっと問題解決の糸口を見出せるのではないでしょうか。
シンポジウムでは、大都市における困窮者支援の現状と課題をテーマに、生活困窮問題の全体的な状況、稼働年齢層の陰で孤立のリスクを高める困窮高齢者に必要な支援、そして新宿・山谷・釜ヶ崎という大都市の貧困問題を尖鋭的に抱える地域の実践を報告・検討します。
*〈互助がなければ共助も公助もない、互助がなければ自助の力も発揮できない〉***
私たちは大都市の困窮者をよりよく支援するために、〈日常生活支援〉の制度化を提案してきました。日常生活を支えるのは地域の〈互助〉であり、さまざまな生活困難を抱える人を包摂する互助機能を軸に、地域を「面」として支援すれば、人々が地域の担い手になるような雇用、生活、居場所が生まれていきます。大都市と地方の貧困は根でつながり、そして解決の方向性もつながっているはずです。包括的な支援を可能にするコミュニティのシステムを、制度と結びつけながら構想してゆきたいと思います。
* 【プログラム】*
*13：30 開演・主催者挨拶*
山岡 義典 氏（日本NPOセンター代表理事／法政大学教授／支援付き住宅推進会議共同代表）
*13：40 来賓挨拶*
厚生労働省社会・援護局
*14:00 基調講演*
粟田 主一 氏（東京都健康長寿医療センター自立促進と介護予防研究チーム研究部長）
「重層的な生活課題（四重苦）を抱える人の地域生活を支える〈日常生活支援〉と〈互助〉の在り方について」（仮）
*15：00 パネルディスカッション*
「大都市における困窮者支援の現状と課題」
*パネリスト*
沖野 充彦 氏（NPO法人釜ヶ崎支援機構副理事長）
笠井 和明 氏（NPO法人新宿ホームレス支援機構代表理事）
佐久間 裕章（ＮＰＯ自立支援センターふるさとの会 代表理事）
総括コメント
高橋 紘士 氏（国際医療福祉大学大学院教授／支援付き住宅推進会議共同代表）
会場：在日韓国ＹＭＣA「スペースＹ」 定員200名
東京都千代田区猿楽町 2－5－5（地図参照）
日時：２０１１年１０月１０日(土)１３時３０分開演（１３時開場）
参加費：1000 円（終了後懇親会を予定）
【主 催】 特定非営利活動法人自立支援センターふるさとの会
支援付き住宅推進会議
*後援* （社福）東京都社会福祉協議会医療部会
【連絡先】特定非営利活動法人自立支援センターふるさとの会事務局
TEL：03-3876-8150（担当：瀧脇・古木）
発行元：特定非営利活動法人 自立支援センターふるさとの会
〒111-0031東京都台東区千束4-39-6
TEL：03-3876-8150 FAX：03-3876-7950
E-mail ：info@hurusatonokai.jp
<hurusato@d5.dion.ne.jp>HP ：http://www.d5.dion.ne.jp/~hurusato/
<http://www.d5.dion.ne.jp/%7Ehurusato/>
