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お知らせ

【ご紹介情報】第25回社会福祉実践家のための臨床理論・技術研修会

2011年09月14日 23:33

けあぼらのみなさま。以下の情報が届いています。

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東日本大震災から早6か月が経ちました。被災されましたみなさま、心よりお見舞い申し上げます。
また、支援活動に関わっている方も多数おられることと思います。
甚大な被害を受けた被災地では、ご不便な生活をされている方々がまだ多数いらっしゃることと思います。
まだまだ検討し行動しなければならないことが多いとは存じますが、例年開催している当研修会にて、本テーマを取り上げさせていただくことになりました。この半年の間に実践されたみなさまを迎え、今後のための学びを深める機会にしたく、ご案内いたします。どうぞ奮ってご参加くださいませ。

・・・以下、研修会の情報・・・

第25回社会福祉実践家のための臨床理論・技術研修会ご案内

総合テーマ:「災害とソーシャルワーク実践」
開催日時:2011年10月22日(土)10:00~17:00

<研修会内容>

◆基調講演 10:00~11:45
「被災地での心のケアをめぐって~専門家の役割とは~」
講師:飯田 敏晴(国立国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センター 臨床心理士)
*基調講演のみの参加も受け付けます(基調講演オープン参加)。

*飯田敏晴(いいだとしはる)先生のプロフィール
明治学院大学文学部卒業後、同大学大学院心理学研究科に進学。福祉作業所、総合病院、クリニック、保健所デイケア、大学非常勤講師等を経て、現職。
専門は、臨床心理学、コミュニティ心理学。特に、HIV/AIDSに関するスティグマ低減や予防啓発に関わる研究を実施している。臨床心理士

◆ワークショップA:
「障害者雇用の現場から~緊急時の安心・安全を考える~」

講師:長谷川雅之(株式会社博報堂DYアイ・オー チーフ)
コーディネーター:八木原律子(明治学院大学教授)

 3.11東日本大地震の当日、都心で起きた地震は仕事中の私たちをパニックに陥れました。本ワークショップの講師である長谷川氏の会社も、そこで働く障害のある人を含めた従業員の安全確保に尽力されたことは言うまでもありません。また当日から翌日にかけた安全確認、そして今後に向けた管理運営上のマネジメントなど、多くの学びから課題も見えてきたといいます。
 ワークショップAでは、こうした緊急時の対応に向けた日ごろの管理について、参加者のみなさんのグループ討議を中心に、障害のある方々の安全確保というソーシャルワークの視点で、地震当日に学んだことを情報共有しつつ、ネットワークの在り方や緊急事態に備えた事前対策などについて、ご一緒に考えていきたいと思っております。
 入居・通所の福祉施設の職員、企業のジョブコーチなど幅広い方々の参加をお待ちしております。

◆ワークショップB:
「避難所における支援~支援の展開と課題~」

講師:東京社会福祉士会災害対策本部
コーディネーター:深谷美枝(明治学院大学教授)

 大震災の後、現地では数多くの避難所が設けられ、仮設住宅への入居が進む中、多くの方々が今尚避難所での長期に渡る不自由な生活を余儀なくされています。
首都圏各地にも避難所が設けられ、支援が展開されてきましたが、被災者の特徴や年齢層も様々で、そこには多くの生活課題が見られ多様な支援が必要とされたことと推察されます。
 ワークショップBでは、現地に足を運ぶと共に赤坂プリンスホテル(元)等での支援を展開された東京社会福祉士会災害対策本部の方々をお招きし、社会福祉士会の活動や相談ブースでの報告をしていただきながら、避難所におけるソーシャルワーク専門職の支援についてご一緒に考えていきたいと思います。
 高齢、障碍、児童、地域等様々な福祉分野に関わる方々の参加をお待ちしております。

◆ワークショップC:
「被災者の心にどのように向き合うか~サイコロジカル・ファーストエイド~」

講師:国立国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センター 臨床心理士 飯田敏晴
コーディネーター:明石留美子(明治学院大学准教授)

 私たちは、被災した、または被害に遭われた人々の心にどのようにして向き合えばよいのでしょうか。本ワークショップでは、宮城県東松島市で支援活動に従事している講師を招き、被災地での経験を伺います。
 当日は、心理的緊急支援の国際的な手引であり、アメリカ国立子どもトラウマティックストレス・ネットワークとアメリカ国立PTSDセンターが開発した「サイコロジカル・ファーストエイド(PFA)」ついても学んでいきます。PFAは、精神保健担当者をはじめ、様々な分野の災害救援者が、災害やテロに直面した子ども、思春期の人々、大人、家族の初期反応に早期介入する方法を提供するものです。日本語版をインターネットでダウンロードできますので(兵庫県こころのケアセンターhttp://www.j-hits.org/psychological/index.html)、予習いただくことをお勧めします。

<開催要項>
(1)開催日時 2011年10月22日(土)①基調講演 10:00~11:45 ②ワークショップ 13:00~17:00
(2)会場 明治学院大学白金キャンパス(東京都港区白金台1-2-37)
(3)対象と定員
 対象は、原則として、現在社会福祉の諸領域にて実践活動を行っている方です。
 ワークショップの定員は、各20名です。研修会定員は計60名です(先着順)。
 基調講演オープン参加は、関心のある方なら、どなたでも参加できます。
 研修会定員とは別に、定員50名先着順にて受け付けます。

(4)参加費
・研修会(基調講演とワークショップ):3,000円
 申込受付後、振込用紙を送付しますので、必ず事前にお振り込みください。
 参加費振込後の返金には応じられませんのでご了承ください。

・基調講演オープン参加:1,000円 当日受付にてお支払いください(申込要)。

(5)申込方法
・研修会:参加希望のワークショップを1つ選び、申込用紙の所定事項を記入しFAX・
 Eメールで申込先へお送りください。折り返し振込用紙を送りますので、参加費を入金
 してください。参加費入金確認後、受講票を送りますので、余裕をもってご入金ください。
 参加費入金確認をもって申込となります。定員になり次第締め切ります。
 振込控えが領収証となります。改めての領収証発行はできませんのでご了承ください。

・基調講演オープン参加:TEL・FAX・Eメールで、申込先へお申し込みください。

<申し込み方法>以下の項目をもれなく記入の上、申込先へメールまたがファクスしてください。

■氏名(フリガナ)
■明治学院大学卒業生の場合、卒業年度(西暦)
■所属先
■所属先における職名
■社会福祉実践家としての経験年数
■資格(おもちの資格をご記入ください)
  例)社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員、介護福祉士、保育士、その他
■所属先住所、郵便番号、TEL、FAX、Eメール
■自宅住所、郵便番号、TEL、FAX、Eメール
◆参加希望のワークショップ(ワークショップA・B・Cいずれかご希望を必ずご記入ください)
◆振込用紙・受講票・報告書の発送先(所属先かご自宅か、必ずご指定ください)

<詳細・申込先>明治学院大学社会学部付属研究所
        〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37
        Eメール issw@soc.meijigakuin.ac.jp
        TEL03-5421-5204・5205
        FAX03-5421-5205

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